教育コーチング

教育、学習の場にコーチングを活用

コーチングとは
学習者のやる気を引き出し、「自立」を支援する教育メソッドです。
コーチングを用いることで、飛躍的な伸びにつながる可能性が期待できます。

生徒一人で学習している場合は必ず以下の何かが欠けます


  • 学習計画の立案(何を、いつまでに、どのように仕上げるべきか)
  • 学習状況の進捗(だれが把握するのか)
  • 教材は適当なのか(易しいのか、難しすぎるのか、用意しているのか)
  • 目標やビジョンを描いているのか、持続しているのか(声をかけてくれる人はいるか)
  • 競争相手はいるのか、自分の客観的学力の視覚化がされているのか
  • 薄い危機感と、根拠のない楽観
  • 動機づけが弱い(なぜ学習するのが大事なのかがわからない)
  • 問題意識が希薄(学力が将来の自分を形成することの重要性に無頓着)
  • 課題の意図を読み取れない(入試で問われる学力の把握)
  • 勉強の方法(自分の強みを発揮できるか)

学習コーチングを受けることで改善できます


  • 目標に応じた学習計画
  • 的確な進捗管理
  • 学力に応じた教材の提供
  • 高い目標設定、ビジョンを共有することによる“やる気“の持続
  • ライバルがいること(競争者の可視化)、模試による志望校によるポジションの把握と、現在の学力のギャップの明確化
  • 課題達成による自信、目標設定の明確化
  • コーチの的確な質問による継続した動機付け
  • 自分を強くするための学習方法の伝授

プロ選手育成のようにビジョンをもつこと

プロスポーツ選手や演奏家にとってコーチがいない状況はありえません。 コーチの役割はいろいろですが、基本的には「なぜやるのか」「継続することの重要性」を常に質問を通して生徒に気づかせることです。 強制するのではなく自発性をどう喚起するかがポイントです。 高い目標設定を組み、そこにいたるプロセスを可視化することです。

あるプロ選手の保護者に教えられたこと

 私は以前、地元出身のあるゴルフのプロがトーナメントで優勝した際にその選手の保護者(母親)の方とお話しする機会がありました。優勝賞金額やスポンサー収入を聞いてびっくりしたのですが、その保護者の方いわく「やっと元が取れたぐらい」とお話しされました。少年時からプロを目指して専門のコーチについて、学校も選び、練習や遠征に莫大な費用をかけたそうです。そうでなくてもゴルフは費用がかかります。コースを週に1回廻ったとしても1ラウンド3~5万円×50回として150~250万円です

 ゴルフのプロを目指している人は、費用が高い日本を嫌って海外の学校(ゴルフ留学)にいく人が多いのもよくわかります。 そこまでかけてモノになった人は最高ですが、多分ほんの僅かな人だけだと思います。

 保護者の方によくそこまで思い切っておカネをかけましたねと正直にいったところ、それは「この子には素質があると信じたこと、打ち込めるものを見つけたのにそれをあきらめさせることはできなかった」のだとお応えになりました。「そうはいっても、それはなかなかできないことですね」といったところ、「自分の子供に夢をかけて失敗しても損ではないのだと、一緒に夢を見られるというのは素晴らしいことなのだ」とおっしゃられました。 プロ選手になれるのは、素質もさることながら、親の存在の大きさが大事なのだと実感した次第です。

MLBイチロー選手の話

大リーグでプレーするイチロー選手のお父さんの話は有名です。
以下は「天才は親が作る」吉井妙子著より抜粋

 お父さんの宣之氏はパート従業員3名という小さな部品工場の経営者だった。氏はイチローが小3になったときから毎日野球を一緒にやる(所属するスポーツ少年団の監督に就任)という生活を中3になるまで続け、高校にも3年間毎日練習を見学に行った。普通なら営業からすべてこなさないといけない孫請け企業の経営者にもかかわらず、午後3時には仕事を切り上げてのことだった。

 毎日の練習でも圧巻なのが7年間つづけたバッティングセンター通いである。夕食をとり、宿題を終えた夜の9時から毎日、10ゲームこなしても納得がいかないと11時の閉店間際に出直してくることもあった。1年に365回ではなく400回通った。吹きさらしのセンターで、豪雨でも厳寒の日でも2人は黙々と(他の親子は親が口を出して子供がむくれたり、バットを投げ捨てて泣いてしまったり等々)練習した。そんな親子のために、組合規則を破ってまでスピードの出るマシンを購入し、応援してくれたのはイチローがプロよりもうまいと感動したセンターのオーナーだった。

 そんな練習がおわって帰宅後、疲れ果てたイチローの足をやはり7年間、1時間ほどかけてもむことが宣之氏の日課になっていた。

 宣之氏の子供との付き合い方を見ると運動生理学的なコーチ学とぴたりと一致する。何より難しいのは、教育学で言う繰り返し学習、あるいは運動生理学で言う反復運動である。天才だろうが鈍才だろうが、この繰り返しがないと、スキルは身につかない。ただ子供にとっては辛い。すぐに飽きてしまうからだ。宣之氏はだからこそ、練習メニューを工夫しなければならなかったのである。

 「基礎を身につけさせるには、辛くて単調な基礎トレーニングが必要になってくる。『好きこそものの上手なれ』という諺がありますが、何とかイチローの夢が実現できるように、二人で遊びの中でトレーニングができるような方法を考えました。だから、練習というよりはまず、遊びでなければならなかったんです」「僕に確固たる野球理論がなかったことがよかったんだと思います。もし持っていたら、精神面でもむしろマイナスに働いていたと思いますね。その時点で親は高みに立っているわけだし、それが子供にもプレッシャーになる。親だって子供のやることがまどろっこしくて、いらいらしたり叱ったりするかもしれない。そんな状況は子供にとって苦痛以外の何物でもないと思うし、第一その競技が好きになれないと思う」

 周りの人たちの支援にも恵まれた。厳しかった中学の顧問、個性を重んじた高校の監督の組み合わせも絶妙に働いた。もし、どちらも厳しい監督だったらどこかで嫌気がさしていたかもしれないし、反対に、ずっと自由な環境の中に身を置き続ければ、自分を追い込むという難行は低いレベルで止まっていたかもしれない。

 世界を代表するプロ選手を育てた宣之氏は、こう答えている。 「我が家は決して豊かではなかったし、もし、大選手を育てたと言っていただけるなら、子供に対する愛情と信頼が少しばかり濃くて、子供のためなら骨身を惜しまなかった行動力でしょうかね」

 多分、野球遊びをしている頃に、リスクを想定していたなら、どこかですでに挫折していたはずだ。息子と自分を信じる心が、偶然を必然にしてきたのだ。

お問い合わせは 0297-23-4091

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